OUR STORY

「いいね」は、
暮らしの中から生まれました。

食のOEM越境ECと、Salesforce導入支援と、三味線での地域交流。一見バラバラに見える3つの事業を、私たちはひとつの会社でやっています。なぜこの組み合わせなのか。そのはじまりをお話しします。

01 / はじまりの記憶

安いものを選んでいた頃

健康に対する意識がまだ薄かった若い頃、テレビでよく流れる風邪薬のCMを見ながら、「季節の変わり目に風邪をひくのは、みんな同じようなものだろう」と思っていました。

色がきれいで、香りがよくて、美味しく感じるもの。それを安く食べられればそれでいい。当時はそれが基準のすべてで、「何が入っているか」まで気にしたことはありませんでした。

けれど今は、自分の口から食べるものが、自分自身を作っているのだと理解しています。少しずつ、添加物の少ないもの、丁寧に作られたものを選ぶようになりました。暮らし方を変えていくうちに、気づけば風邪をひきにくくなり、体調も安定するようになりました。「食べるものを大事に選ぶ」ということが、暮らしの土台になる。それを身をもって知ったのが、すべてのはじまりです。

食べるものを変えたら、暮らしが変わった。だから今度は、その「いいもの」を選ぶ側から、届ける側になりたいと思いました。
02 / ふたつの実家

道の駅でしか出会えない

私たち夫婦の実家は、岩手県と長野県にあります。帰省のたびに立ち寄るのが、それぞれの地元の道の駅や直売所です。そこには、添加物を使わない小さな生産者さんの商品や、その土地でしか手に入らないものがたくさん並んでいます。

けれど、どんなに良いものでも、道の駅に足を運ばなければ出会えない。多くの人がその存在すら知らないまま、地域の中だけで消費されて終わってしまう。それが、ずっともったいないと感じていました。

「これだけいいものがあるのに、なぜもっと多くの人に届かないんだろう」。その疑問が、「自分たちでやればいいんじゃないか」という考えにつながっていきました。
03 / 夫の経験と、ふたりの決断

海外ECという答え

「地域のいいものを、もっと多くの人に届けたい」。そう思ったとき、支えになったのが夫の経験でした。夫はかねてから個人的に海外向けの物販に取り組んでおり、越境ECの仕組みや現場を知っていたんです。

道の駅で見つけた「もったいない」と、夫が持っていた海外ECの知見。このふたつが重なったとき、「これは私たちにできるんじゃないか」という話になりました。無添加・小規模生産の地域産品を、OEMという形でAmazonやShopeeなどアジア圏のECに乗せていく。それが、事業の柱のひとつになりました。

「いいものを知っている」ことと、「それを海外に届ける手段を知っている」こと。ふたりのそれぞれの経験が、ひとつの事業になりました。
04 / もうひとつのキャリア

「知らない」を、なくしたい

食のOEM越境ECと並ぶもうひとつの柱が、Salesforce導入によるDX支援です。私はもともと営業事務の仕事をしていましたが、そこからキャリアを転換し、開発の世界に飛び込みました。2019年にSalesforce Commerce Cloudの開発に携わったのを皮切りに、事業会社でSales Cloudのシステム管理者を経験し、その後はSIerとしてプライム企業への導入支援にも携わってきました。

ただ、プライムの案件をこれからもやっていきたいわけではありません。きっかけは、プライベートで中小企業の方々とお話しする中で、「DXがなかなか進んでいないな」と感じるようになったことでした。Salesforceのようなツールを入れれば楽になるはずなのに、資金面でハードルが高いのだろうと思っていたのですが、調べてみると、DX推進のための補助金を出している自治体が想像以上に多いことに気づいたんです。

そんな制度があることを知らないまま、日々の業務に追われている会社さんはまだたくさんいます。持ち出しを抑えながらDXに踏み出せることを、まず知ってもらうこと。そして無理のない範囲でSalesforceを導入し、日々の煩雑な業務から少しでも自由になってもらうこと。それを仕事にしたいと思ったのが、この事業のはじまりです。

補助金の存在を知らないまま、遠回りをしている会社さんがまだたくさんいます。まずは「知る」ところから、私たちがお手伝いできることがあると思っています。
05 / 地域とのご縁

三味線と、地域への想い

三味線を始めたきっかけは、正直なところ些細なものでした。千葉市の「千葉まちゼミ」という取り組みでたまたま見かけたチラシに惹かれて、夫婦で習い始めたのが2年ほど前。まだそう頻繁にお祭りやイベントに呼んでいただいているわけではありませんが、少しずつ演奏の機会をいただけるようになってきました。

演奏を通じて生まれるのは、商売の話ではなく、まず「顔の見える関係」です。お祭りやイベントに参加させていただく中で、地域の生産者さんや商店の方々と自然に顔見知りになれたらと思っています。ビジネスの前に、まず地域の一員として関わる。それが、私たちが大切にしたいやり方です。

あわせて、夫婦そろって地域(東千葉駅界隈)の毎日のごみ拾いも続けています。三味線もごみ拾いも、事業と切り離さず、この会社の一つの柱として位置づけることにしました。

「売る仕組み」も「管理する仕組み」も、結局は人と人との関係の上に成り立つもの。だからこそ、まず地域に足を運ぶところから始めています。
NAME

社名「Niiiiiiiice」に込めた想い

私はもともと、新しいことを知るとすぐに人に伝えたくなる性格で、技術ブログを書いたり、食べログにレビューを書いたりしてきました。「これ、いいよ!」と誰かに伝えたくなる。その感覚が、そのまま社名になりました。

「Niiiiiiiice」の"i"は、数えると8つ。末広がりで縁起がいいなと思って、この形に決めました。

この記事を書いている現在、法人としてのNiiiiiiiiceはまだ存在していません。2026年12月の設立に向けて、少しずつ準備を進めているところです。

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