風邪は季節が来ればかかるもの、頭痛とはずっと付き合っていくもの。そう思い込んでいました。

風邪は「かかるもの」、頭痛は「付き合うもの」

季節の変わり目に体調を崩すのは、誰にでもあることだと思っていました。しんどければ市販の風邪薬を飲み、悪化すれば病院で薬をもらう。それを繰り返しながら仕事を続けるのが日常でした。

頭痛も長い付き合いでした。ストレスや天気、環境が変わるたびに頭が痛くなり、処方薬と市販の鎮痛剤を切らさないようにするのが習慣になっていました。もともと体が強い方じゃない、いわゆる虚弱体質なんだろうな、と。そう思い込んで、うまく付き合っていくしかないと感じていたのです。

リモートワークで増えた体重、減らない理由

転機はコロナ禍でした。出社がなくなり、駅までの歩行や社内での移動という、それまで意識してこなかった運動量がごっそり消えました。食事の内容は変えないまま、体重だけがじわじわと増えていきました。

慌てて運動を始めてみても、思うような変化は出ません。頑張っているはずなのに結果が伴わない——その苛立ちを抱えたまま、また風邪をひき、また病院に行く。そんなことを繰り返していました。

風邪は季節ごとにかかるもの、そう思って生きてきたので。

「体質」で片付けていたものの正体

そんな時、病院から食生活診断を勧められ、それを家族に話したところ、「そもそも食後にスナック菓子やアイスを食べてるのを辞めるのが先じゃない?」と一喝されました。

その一言をきっかけに、体調を崩しやすいのは体質のせいではなく、日々何を食べているかの結果なんじゃないか、と考えるようになりました。

振り返ってみると、私たちは何を食べるかにほとんど注意を払っていませんでした。カロリーの数字だけを見て、中身がどう作られているかには目を向けていなかったのです。

そもそも食後にスナック菓子やアイスを食べてるのを辞めるのが先じゃない?

パッケージの裏側を見るようになって

そこから少しずつ、原材料表示を確認する習慣がつきました。加工品に入っている添加物の多さに驚き、できるだけ避けるようになりました。

野菜はオーガニックや無農薬のものを選ぶようになり、お米も自家製、あるいは無添加のものに切り替えました。カロリーの数字を追いかけていた頃とは、食べ物との向き合い方がまったく変わったのです。

「体質」ではなく「選び方」だった

あれだけ繰り返していた風邪も、今ではほとんどひかなくなりました。

体質だと思い込んでいたものの正体は、実は日々の食事で口にするものの選び方だったのかもしれません。

体質ではなく、選び方だった。

Niiiiiiiiceという場所

値段や便利さだけでなく、何がどう作られているか、どんな想いで作られているか。そこにこそ価値があると考えるようになったのは、まさにこの経験がきっかけでした。原材料や作り手の顔が見える商品を選ぶという今の姿勢は、自分たちが遠回りをして辿り着いた実感から来ています。

もし「体質だから仕方ない」と思っていることがあれば

一度だけ、それが本当に体質のせいなのか、食べているものを見直してみてください。それだけで、見え方が変わるかもしれません。